今回は、SEO対策に役立つさまざまなデータを確認できる無料ツール「 SEOチェキ 」を紹介します。
SEOチェキでは、タイトル、説明文、h1タグなどのサイト情報をはじめ、Googleでのインデックス登録状況やキーワードによる検索順位、キーワード出現頻度、発リンク数、whois情報などを確認することができます。
もくじ
以下は本記事のもくじです。
それでは説明に入っていきます。
1. 無料のSEOツール「SEOチェキ」
1-1. 概要
SEOチェキは、サイトのURLを入力するだけでSEO対策に関する情報を取得して分析に利用することができるSEO対策におすすめの無料ツールです。
上記のタブにある以下の5つの項目情報を確認できます。
- サイトSEOチェック
- 検索順位チェック
- キーワード出現頻度
- 発リンク
- Whois情報
この中で最も使うメインとなるページは「サイトSEOチェック」です。
基本的に他の4つの項目もサイトSEOチェックのページから全て確認することができます。
ここではサイトSEOチェックのページ情報を説明していきます。
1-2. サイトSEOチェック 使い方
まず、下記のWebサイトにアクセスしてください。
http://seocheki.net
トップページが表示されます。URLに自分のホームページのURLを入力して、「チェック!」ボタンを押下すると、該当URLの情報が表示されます。
取得できる情報は以下の通りです。
■基本チェック項目
- title・meta description・meta keywords・h1タグ
- 発リンク数(内部リンク・外部リンク)
- 最終更新日時・ファイルサイズ・読込時間
- Alexaランキング
- Google・Yahoo!の被リンク数・インデックス数
- 利用ホスト
- ドメインの登録年月日
- Yahoo!カテゴリ等、各ディレクトリの登録状況
- Facebookの「いいね!」の数
- ソーシャルブックマーク登録数
■追加チェック項目
- 検索順位
- キーワード出現頻度
- 発リンク一覧
- 被リンク元のYahooカテゴリー登録
- Whois情報
- HTTPヘッダ情報
ここでは、主な見方を簡単に説明していきます。
1-2-1. サイト情報
検索結果の上部に該当サイトのページ情報が表示されます。
ここでは、title、description、keywords、h1などのタグ情報の他に、リンク数やページ読込時間なども確認できます。
特に、titleとdescription、h1タグは重要な項目ですので、意図した内容になっているか確認してみてください。
ページ読込時間が著しく長く表示された場合は、Googleの評価が下がる恐れがあります。詳細や対策はGoogleの評価ツール「PageSpeed Insights」で確認する事ができます。
懸念される場合はこちらのサイト「SEO対策 パフォーマンス 向上【 評価・測定ツール PageSpeed Insights】」をご参照ください。
1-2-2. インデックス数と被リンク数
Googleのインデックス数や被リンク数を確認できます。
インデックス数は、Googleの検索エンジンに登録されているWebサイトページのURL数です。
Googleの検索エンジンで「site://URL」でも確認することができますが、このサイトで確認すると他の情報も合わせて確認できるので便利です。
(※)タイミングの問題か、私が試したところ、やり方によってインデックス数が微妙に異なりましたので目安としてみると良いかと思います。
被リンク数とは、自分のWebサイトが得たリンクの数ですが、最近は0と表示されると思います。
もともとは、他のドメインのWebサイトで自サイトのURLのリンクが貼られている数などからGoogleはWebサイトのページランクを算出して評価の対象にしていました。
しかし、以前、悪質な業者などが意図的に被リンク数を増やすなど乱用したことにより、Googleは方針を変更して単純なリンク数での評価をすることはなくなり、被リンク数も最近は隠すようになってきているようです。
1-2-3. 検索順位チェック
キーワードを入力してGoogleの検索順位をチェックする事も可能です。
確認したいキーワードを入力してGoogleで何番目に表示されるか確認できます。
複数ワードを組み合わせて検索したい場合は、上図のように一つの入力欄に「AAA BBB・・」のように半角スペースを入れることで検索できます。
ワード1,2,3にそれぞれ入力する事で最大3つまで同時に確認する事ができます。
これは大変便利な機能で、順位目標を立てて、SEO対策・コンテンツ作成を実践しながら順位が上がっているかウォッチしていきましょう。
なお、YahooはGoogleの検索エンジンを借りて運営されていますので、基本的にGoogleの方を指標とすれば良いかと思います。
1-2-4. キーワード出現頻度チェック
調べたいURLを入力してキーワードの出現頻度をチェックすることができます。
自分のサイトの趣旨とキーワードの出現頻度や内容が合致しているかを数値で確認することができます。
検索対象となるSEOキーワード出現率を増やし、割合を高めることで、キーワード出現率を高まります。
ただし意味のないところで乱用するとGoogleの品質のガイドラインに違反するため、ユーザーが無意味に感じるようなキーワード乱用は避ける必要があります。
1-2-5. 発リンク一覧
さらに調べる・・・から発リンク一覧を確認することができます。
発リンク数(外部リンク数、内部リンク数)やリンク一覧を確認できます。
外部リンクの割合が極端に多いとせっかく訪問してくれたユーザーがそのまま外部サイトに流れてしまいます。
訪問してくれたユーザーができるだけ自分のサイトに留まってくれる、他のページを巡回してくれるようにバランスを取ってリンクを構成していくと良いと思います。
1-2-6. Whois情報
先ほどと同様にさらに調べる・・・からwhois情報を確認することができます。
Whoisi情報の詳細を確認できます。
直接SEOに関わる項目ではないですが、ドメインの所有者が意図している所有者になっているか確認しておきましょう。
(※)whois情報はWebサイトの所有者情報です。
whoisの意味や注意事項についての詳細は「意図せぬ個人情報流出に繋がるwhois情報公開とは」をご確認ください。
2. まとめ
まとめです。
今回はSEO対策でおすすめの無料ツール「SEOチェキ」について紹介しました。
サイトタイトル、説明文、h1タグなどのWebサイト情報をはじめ、Googleでのインデックス登録状況やキーワードによる検索順位、キーワード出現頻度、発リンク数、whois情報などを確認しました。
少し専門的な用語が多いと思いますので主な用語を補足しましたが、このほかにも気になる用語やさらに詳細を知りたい場合はぜひキーワード検索して確認してみてください。
キーワード検索した時に自分がどんな検索をしたかを振り返ると自分のWebサイトのキーワード設定をするときにもつながってくるかと思います。
まずキーワードを選定し、サイトタイトルやH1タグにキーワードを含めてそれを説明する本文を作成していく。
結果を分析・測定しながら、キーワードを選定しなおしたり、コンテンツを補完したりを繰り返していくことで徐々に検索順位を上げていくことが可能になります。
今回紹介したツールは無料ですが、上記のSEO対策を実行するためにとても便利で使い勝手が良いツールだと思いますのでぜひ使ってみてください。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。